【BiSH】アイナ・ジ・エンドとアユニ・Dの相性をプロファイリング!人見知りで気分の波がある二人は不仲なのか?
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
紅白にも出場した人気絶頂の“楽器を持たないパンクバンド”、BiSH。
歌やライブにテレビ出演はもちろん、各々が映画監督やデザイナー、小説家としても活躍の幅を広げている魅力的な方々です。
今回はそんな大人気のBiSHさんの中から「アイナ・ジ・エンド」さんと「アユニ・D」さんの相性をプロファイリングしてみました!
結論からお伝えすると、お二人の気質的な相性は『それほど良くない』でした。
どちらも一見内向的に見えるお二人ですが、先天的に持っている気質の特徴の違いや相性などを分析していきます。
目次
お二人がお持ちの「先天的な気質」
まずはアイナ・ジ・エンドさん(以下アイナさん)とアユニ・Dさん(以下アユニさん)が持つ先天的な気質をプロファイリングしました。
結果、
アイナさんは先天的に【IL+】
アユニさんは先天的に【PLー】
という気質をお持ちです。
因みに僕が扱っているプロファイリング理論では、全ての人を大まかに分けると3タイプに分類することが出来ます。
I型(Intellectual型):理性で物事を判断するタイプ。人の感情に寄り添うのがあまり得意ではないが情報収集・整理が得意
E型(Emotion型):感情や直感で物事を判断するタイプ。良くも悪くも気分のムラが強い気分屋。人の感情に寄り添うのが得意
P型(Physical型):取り合えず行動してみて判断するタイプ。人の話をあまり聞いてない時があるが行動力は◎
※コレらはあくまで”大きく分類した”ものであり、本プロファイリングで分析した場合全部で12タイプに分ける事が出来ますご自身の気質を診断したい方は『簡易無料プロファイリング』でどうぞ!
上記の大まかな3タイプで分類すると、
アイナさんはずっと頭で考え続けてしまったり一人でも悠々と行動出来る【I型】の気質
アユニさんは「取りあえずやってみなきゃ分からない」と行動する【P型】の気質
をお持ちということですね。
アイナさんの気質【IL+】は「変わり者で一人で行動しちゃう理論派」
アイナさんが先天的にお持ちの【IL+】は、一言で言うと「変わり者で一人で行動しちゃう理論派」です。
この【IL+】という気質は
I型 (Interectual型):理性、理論派、頭で考えて決定する、「未来」に焦点を当てる
L:左脳優位、客観的、分析的、ちょっと批判的、個人主義(人は人、自分は自分)
+:外向型、回りくどい言葉よりもストレートな言葉を言う・言われるのを好む
が組み合わさった気質です。
大勢で旅行に行っていても気が付いたら一人だけフラフラと違う所に行っていたり、あまり他の人と同じことはせずに自分の感性に従って行動するのでとても変わり者に見える気質です。
また、知性を司る大脳新皮質のバイオリズムが強く、24時間ずっと色々と頭の中で思考が止まらなずに考え続けてしまう特徴が特に強く出る気質でもあります。
【IL+】の他の特徴としては
・人と同じものを好まず、変わった物や自分にしか出来ない専門性・オリジナリティを持ちたい欲求が人一倍強い
・初対面の人が多い集まりなどではとても疲れやすく、一人で没頭出来るものごとの方が気楽
・個人主義、孤独を楽しむ楽天家であり「一匹狼」を良しとする
・社交性を面倒に感じやすく、一人を好む傾向がある(集団で動いていても一人でどこでも遊びに行ってしまう)
・四六時中考える割には細かいことを気にしないためコツコツとした作業は向いておらず、最大の効果を狙って計画を立てたり仕組みを作ることを好む
・様々な情報を収集し、頭の中で比較検討して自分なりの結論を出してから行動に移したい
(⇒考えて納得してから動きたい為、行動を起こすまでが遅い)
・雑多な情報を収集・整理してまとめる能力が特に高い
などが挙げられます。
よく幼稚園で皆が遊んでいる中、一人で黙々と何か遊んでいたりしてる子って居ませんでした?
後は修学旅行とかで皆で動いている中、気が付いたら一人だけ全然違う所にフラフラと遊びに行っている子供とか。
アイナさんの【IL+】という気質はそんな「一人で行動していても全然大丈夫」な気質です。
むしろ「皆と同じ行動をしなさい!」と強制される方が苦じゃなかったかなと思います。
この気質というものは生まれてから人生の最後の瞬間まで変わりませんが、特に思春期まで(~13歳前後)は顕著にこの気質の特徴が出ます。
つまり、思春期までは気質の特徴通りに行動する、、ということですね。
思春期からは親御さんや周囲の影響があり後天的な「人格」が形成されていくので、「気質」+「人格」がその人の性格になっていきます。
ハスキーで特徴的な歌声がとても素敵で、突発的に変わったパフォーマンスをされるのも魅力的なアイナさん。
ただ、この【IL+】は24時間ずーーーっと自動的に頭の中で何かを考えてしまう気質でもあります。
つまり「理性的な部分、頭で考えて動きたい部分が他の気質の人よりも強い」という特徴があるということです。
感情が突発的に躁状態に入ったり、反対に鬱状態に入ったりされると聞いたことがありますが、、、
ご自身の感情を理性で抑え込んでしまうことが多かったのかなと思ってしまいます。
頭で考える「大脳新皮質」と、感情や感覚を司る「大脳辺縁系」は実は繋がっていません。
ただ、その感情の脳みそと自律神経は繋がっています。
なので頭で考えて感情を抑え込んでしまうと(感情的にはイヤなのに「やらなくちゃダメだ!」と理性的に考えて無理に行動する等)、抑え込まれている感情の脳みそがどんどん辛くなって行きます。
そしてその感情の脳みそと自律神経は繋がっているので、自律神経までダメになっていってしまうんですね。
特にアイナさんの気質だと「頭で考える」のが他のどの気質よりも強いので、そういった部分が出やすかったんじゃないかなと思います。
ともあれ、アイナさんの【IL+】という気質の特徴はこんな感じでした!
因みに同じ気質の有名人の方は
・ホリエモンさん
・所ジョージさん
・本田圭佑さん
・黒木メイサさん
などが挙げられます。
やはり皆さん個性的で、ずっと誰か他の人と一緒に居るよりも一人で黙々と趣味や仕事を楽しんだり、自分の力を洗練させていってらっしゃる方々だなと思います。
そして良い意味で、この気質の方は普通とは違う変わり者でユニークな方々だなと改めて思いますね。
アユニ・Dさんの気質【PL-】は「臨機応変でシャイな現実主義者」
アユニさんが先天的にお持ちの【PL-】は、一言で言うと「臨機応変でシャイな現実主義者」です。
この【PLー】という気質は
P型 (Physical型):「取りあえず行動!」したい、あまり考えずに行動する事で道を開く、「今」に焦点を当てる
L:左脳優位、客観的、分析的、ちょっと批判的、個人主義(人は人、自分は自分)
ー:内向型、オブラートに包んだ遠回りな言葉を好む、悩みがあっても自分の中で消化しようとする
が組み合わさった気質です。
「L(左脳優位)」はアイナさんの気質と同じですね。
アユニさんの【PL-】の大きな特徴としては、
・「やってみなきゃ分からない」と、とても行動的である一方で慎重、警戒心が強い
・集団の中に居る場合は周囲の状況をよく観察しており、ニコニコしながら周りの空気や人に柔軟に合わせる事が他の気質より上手
というのがあります。
【PLー】の他の特徴としては
・柔和な笑顔で優しそうに見るが、内面は合理的で無駄な事を好まず経済観念に優れている
・フワフワした夢は好まない現実主義者
・やってみた結果から分析したいので「まずやってみる」という決定を妨げられる事を特に嫌う
・白黒ハッキリしている事に心地良く感じる為、結論の見えない長い話やあいまいな話は途中から聞いていない
・本質的にはシャイで一人好き、黙々と一つの事に打ち込むのを好む
・大人数で騒ぐのはあまり好まない
・相手の出方を見てから自分の出方を決める傾向が強く、その場その場で必要な行動を相手に合わせて取る事が出来る臨機応変さを持つ
・無駄を省くこと、シンプルにすることが得意でスピード感を大事にする
・人に上から物を言われるのが嫌い
などが挙げられます。
アイナさん同様に「L(左脳優位)」の気質をお持ちなので「人は人、自分は自分」という意識で個人で行動することに抵抗は無いでしょう。
ただ、【PL-】は「相手に合わせて柔軟に行動を変えられる」というのが他の気質よりも特に優れているので、誰か他の人達と一緒に居る時に極端に独り行動をすることは少ないと思います。
相手の感情に寄り添ったり、マメにコミュニケーションを取ったり、後はじっくり腰を据えた長期的な視点を持つのが苦手だったりされるでしょう。
一方で「職人肌」と言いますか、今自分の元にある業務ややるべき事の中の無駄を省いてシンプルにしたり、ちょっと異なる視点を加えて新しいものにすることがお得意な気質。
その上「取りあえずやってみなきゃ分からない」という考えが根本にあり黙々と一人作業も苦ではないでしょうから、何かプロジェクトを進める際には一人は居て欲しい気質の方ですね。
因みに同じ【PL-】の気質の有名人の方は
・吉高由里子さん
・新垣結衣さん
・松本穂香さん
・稲垣吾郎さん
などがあげられます。
皆さん柔和な笑顔でニコニコしてらっしゃるイメージがありますね。
皆さん本質的には相手の様子を見て、相手に合わせて柔軟に行動を変えられる部分が強いと思います。
お互い「人は人、自分は自分」と思っている
ということでアイナさん、アユニさんの気質をざっくりですがプロファイリングしてみました。
お二人の相性に関してですが、良いか悪いかで言えば「それほど良くはない」です。
良くないというよりも「お互いを理解する為の時間と努力が必要である」と言えるでしょう。
基本的に同じ気質があればあるほど自分と同じ考え方を持っているため相性が良いのですが、
アイナさんは【IL+】
アユニさんは【PL-】
というように「L(左脳優位)」の部分は同じなので「人は人、自分は自分」という考え方や「客観的」「慣れた相手にはちょっと批判的になる」という部分は同じでしょう。
ただ、それ以外の部分は全て違うため、お互いを理解し合うのにお互いの努力が必要な相性なのです。
特に「すぐ動きたい!取りあえずやってみなきゃ分からない!」というアユニさんの【P型】に対して、「情報を集めたり比較検討してじっくり考えてから動きたい」というアイナさんの【I型】の気質は決定までの速度がとても違います。
その為、アイナさん(【I型】)がじっくり考えたり計画を立てて、その計画に沿ってアユニさん(【P型】)が行動・無駄を省いていく、、、というような形になるととてもスムーズに物事が動くでしょう。
逆にアユニさんが主導権を握り、アイナさんがそれに合わせる、、、となると一気に物事が進まなくなるでしょう。
また「+(外向型)」と「-(内向型)」の部分にも違いがあります。
これは+(プラス)の外向型はパリピみたいにすぐ友達が出来る!、-(マイナス)の内向型は内気な感じ、、、という分け方ではありません。
+の方でも人見知りは発揮しますし、-の方でもグイグイ人と交流する方も居ます。
違いとしては「エネルギーが外向きか、内向きか」ということです。
アイナさんの【IL+】は+(外向型)が入っているのでエネルギーが外向きに向かい、例えば思った事をストレートに言葉にしたいし、相手にもストレートに言って欲しい。
「察して」とか言われても分からんわ!となったり。
後は何か悩みがあると人に相談することで解消しようとしたりする気質です。
一方のアユニさんの気質【PL-】はー(内向型)が入っているので、エネルギーが内向きに向かいます。
例えばストレートな言葉を使うよりもオブラートに包んだ丁寧な言葉を使う方が自然体だし、自分にも丁寧な言葉を使って欲しい。
ストレートな言葉はデリカシーが無いなと思うし、ストレート過ぎる言葉を言われるとグサッと傷付いてしまう。
また、何か悩みがあれば「自分の中で」解消しようとする、、、という特徴があります。
なので、アイナさんの何気ない一言でアユニさんがグサッと傷付くこともあるのではないでしょうか。
もちろん気質や個性が違っているから面白いですし、お互いが出来ないことを任せ合ったり出来るから人間関係は良い物になっていきます。
同じ気質を持っていれば持っているほど初めて会った瞬間から「あ、この人と仲良くなれそう!」と直感的に思いますし、一緒に居ても苦ではありません。
逆に気質が違うほど、自分とは全然違う考え方なのでお互いを理解する為の努力が必要になります。
気質が一つも重なっていない人と交流する時、まるで宇宙人かのように理解出来ないことが多いのです。
ただ、理解し合おうとして上手く噛み合えばそれはとても強い絆になるでしょう。
相性の良し悪しはつまり、「お互いを理解しやすいか、理解するまでに時間と努力が必要か」の目安ということですね。
BiSHの全員が個人主義の気質を持っている
そしてとても興味深いのですがBiSHの皆さん全員のプロファイリングをしてみた所、全員が「L(左脳優位)」の気質をお持ちなのです。
つまり皆さん全員「個人主義」「人は人、自分は自分」という「個の分離」が自然に出来る方々。
同じグループ内で全員が共通の考え方を本質的に持っているのは凄いですね。
「L(左脳優位)」の気質が共通しているという事は。
言うなれば「R(右脳優位)」の「集団主義」の特徴である「皆が一つになってチームとして大きな力を生む!」というよりは、「各々が何かしらのプロフェッショナルで、それぞれの個性が面白く出ている状態」の方が心地良く感じる方々だということです。
L(左脳優位)とR(右脳優位)の主な違いとしては
L(左脳優位):客観的、理性的、最初は丁寧だが仲良くなったり慣れてきた相手にはちょっと批判的な言葉を使う、個人主義、個の分離、「人は人、自分は自分」
R(右脳優位):主観的、感情的、直感的、集団主義、「一体感」を大事にする、「グループやペアでひと塊」、大勢の中に居ても疲れない
などが挙げられます。
特に「個の分離」の部分である「人は人、自分は自分」という気質を皆さんが持ってらっしゃるので、「BiSH」というグループでの活動を本気で行いながらもそれぞれが自分の道を選び、それが上手く行っているのかなと思います。
・チッチさんは映画監督
・モモカンさんは小説家
・アイナさんは声優やソロ歌手
・アユニさんは自分のグループでベースとボーカル
・リンリンさんはファッションデザイン
・アツコさんはマッチョ
など、個々で活躍されていますよね。
例えばここに一人でも「R(右脳優位)」が入っていると「集団主義」的な面が出てしまい、Rの人一人が何もしていない、、という孤立した状態になったり、他のメンバーさんのソロ活動にくっ付いて動こうとしたりする可能性があったでしょう。
「みんなで一緒!」は皆が一緒だから強く発揮されますしね。
個々が別々に動く方が心地いい状況では、その「集団主義」はきっと活きなかったと思います。
そういった意味でもBiSHの皆さんは、それぞれの個性が爆発していてバランスが取れているんですね。
因みに、気質の区分けで言うと「同じ気質の人」ほど自分の中の考え方や常識が同じであったり、出会った瞬間「あ、この人とは仲良くなれる!」と直感的に思うものなのです。
なので、
アイナさんとモモコさんは同じ【IL+】で一番相性が良く、リンリンさんも「+、-」が違えど同じグループなので一緒に居て仲良くなりやすいでしょう。
アツコさんとチッチさんも同じ感覚的なグループなので、何となくシンパシーがあるんじゃないでしょうか。
また、「-(内向型)」を共通で持っているのでリンリンさん・チッチさん・アユニさんも気質の相性としては仲良くなりやすいですね。
特に言葉のチョイスに品が有ったりオブラートに包んで会話したり、お互いに「察する」ことが出来るので会話しやすいのではないでしょうか。
まとめ
以上、「アイナ・ジ・エンドさんとアユニ・Dさんをプロファイリングしてみた」のお話でした!
個人的にBiSHさんのファンなので、勝手ながらプロファイリングをしていてとても楽しかったですし興味深かったです。
今年2022年末に解散してしまいますが、いつか機会とご縁があったらお話してみたいな、、、なんて夢見たりします。
個性を爆発させて生きている皆さんは格好良いですね!
他の方の気質もより詳しくプロファイリングしてみたいと思います。
ではでは。
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。