ASD、発達障害のグレーゾーンなどの根本原因の一つ「中枢神経の発達ピラミッド」
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
発達障害のグレーゾーンに関してラジオでお話しました!
ここでは話の中心になった「中枢神経の発達ピラミッド」の図を載せておきます。
※走り書きでメモをしていた為、ミミズのような文字になっております、、すみません、、、
発達のグレーゾーン、神経発達ピラミッドの根幹
要点
・ピラミッドの根幹部分(底辺部分)から順に発達していく
・遊びや他人との関わりを通して一つずつ発達していく
・「①身体のコントロール」→「②感情のコントロール」→「③思考のコントロール」の順番で発達していくため、『頭では分かってるけど…』の後には「身体では分かっていない」が続く
・発達ピラミッドの要所要所が未発達のまま大人になると、それが所謂「発達のグレーゾーン」と言われる部分になる
→例えば「固有受容性感覚」(ものを強く握る、弱く触るなどの力加減を司る神経)が未発達なままの場合、力加減が分からず行動してしまう
(そんなに大声じゃなくて良くない?と思うぐらい大きな声で話すおじさん、「痛い!」と思ってしまうぐらいバンバン肩や背中を叩いてくるおばさんなど)
・遊びを通して子供はこれらの神経を発達させるため、一見ムダに見える遊びや行動も実は意味がある
→おしりに指を刺すカンチョー遊びは、それから逃げるために背中や腰など「後方」に意識を向けながら走り回る
→身体の後方の神経発達に作用する 等
→お母さんが目の前で自分(お母さん)の右手で自分の左肩を触る動きをする
→それをあかちゃんがマネをしようとしても、右手で身体の右側を触る(身体の中心を超えて「右」で「左側」を触ることが出来ない)
・かつての日本では親やたくさんの兄弟、親戚、ご近所さんなど色々な人と交流していた(せざるを得ない)為、自然に色々な動きをすることで発達の神経ピラミッドが発達していた
(今なら「発達のグレーゾーン」と認識される部分でも「ちょっと変わってる」ぐらいで深く認識・分類されなかったのもあるだろう)
・しかし現代は核家族化で他人との関わりが減っている、子供が少なくなっている、外で遊ぶ機会の減少、身体を動かす機会の減少などの理由により
以前よりも「発達のピラミッド」の未発達部分が多く残ったまま大人になるケースがとても増えている
→これが現代の「発達のグレーゾーン」の根本の一つ
・もちろん、以前よりも細かく分類することにより顕在化、問題にされることも理由の一つ
・どの神経が未発達かをある程度認識し、適切な運動を行うことで年齢を重ねてからでも修正は出来る
・しかし「神経発達」の問題ではなく脳の一部そのものの障がいである可能性もある為、その場合は医者による適切な判断を仰ぐ必要がある
更に詳しくはラジオにて↓
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