自分の弱い性格を変えたい?強い心を持つ方法と失敗した実例まとめ
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
「今の弱い自分から変わりたい、、!!」
「現状を何とかして変えたい、、!!」
と強く願ったことはありませんか?
例に漏れず、僕もその一人でした。
精神的に死んでしまうような事もあったものの、色んな方法を試して「自分の理想的な人格」に近付きながら生きていました。
お陰で自分の直感を元に、様々な経験を積みながら面白い人生を歩んでいるなと自負出来ています。
ただ先日この「自分の理想的な人格」に大きな、新たな変化があったのです。
そんな変化のお話を「今の自分を変えたい」「現状を何とか打破したい」というような、心が弱くて強い人にお伝えしたいと思い今キーボードを叩いています。
どんな手段で人格を形成して行ったのか、お伝えしますね。
※今回のお話をラジオでもお話しました!
文章よりも音声の方がお好きな方はこちらからお聴き下さい!
弱い自分⇒強い自分になる方法
幼少期、母は仕事でほとんど家に居なかった為に子供の頃の僕は
「大人にならなくちゃ!」
「しっかいしなくちゃ!」
「人に弱みを見せてはいけない」
と思っていました。
そのお陰で多少大人びた子供でしたが、それでもまだまだ弱いままでした。
そのまま学生時代を経て、社会人を経て、海外に出て、、、
様々な状況に直面しますが、やはり弱いままでは居られません。
そこで僕は強くなる為に「人格のトレース」という方法を取っていたんです。
具体的には、
⇒「Aくんなら何て言うかな?」
・動きたいのに動けない、、、と悩んでしまう時はBさんの性格をトレース
⇒「Bさんならこんな時どうするかな?」
・気になる女性と仲良くしたい時は外国人のCの性格をトレース
⇒「Cならどうやって女性と接するかな?」
、、、、そんなこんなで、まるで沢山の守護霊に居て貰って、その時々に必要に応じて他人の性格を借りる。
そんな事をよく行っていました。
もちろん、仲が良い友達や自分より優秀だと思う人の性格を、ですよ。
あまり知らない人の性格は真似出来ませんからね。
それで様々な状況に対応していたのですが、それを長年続けていると段々とそれが自分の性格になって行くんです。
「統合」とでも良いのか、状況に応じて借りていた人格がどんどん一つになって行くんですね。
、、、、別に怪しい話じゃないですよ笑
きっと多くの人が多少でもやっている事です。
「竈門炭治郎ならこんな時泣かない!」とかね。
今、弱い自分を変えたいと思っている人にはこの方法はオススメです。
なりたい人、憧れている人、身近に居る「凄いな!」と思う人をイメージして、何か困った事がある時に「その人ならどうするかな?」と考えて真似するだけです。
そうして行けばその内、その真似した人の強さが自分のものになります。
強すぎた為に他人を拒否し始めてしまった
ただ、そんなこんなで色んな強みを吸収していった先。
何でも一人でやるようになって行ってしまったんですね。
そもそも「他人に弱みを見せてはいけない!」という禁止令(心理学の交流分析という領域の言葉で、自分で自分を苦しめてしまう心理的な鎖。詳しくはこちらで)を持ってしまっていたのに更に自分で全てに対処しようとしていました。
一番酷い時は、周りの人間は全て敵に見えてしまっていましたし、見える景色は全て灰色になってしまっていました。
精神的に追い詰められてしまって自殺しようとしていたのもその頃です。
「弱み」を出す練習
そんなこんなで、何とか極端な結果は迎えなかったものの、「無理して強く居る」という状態が続いたまま20代も半ばになりました。
その頃から海外で生活し始め、日本語よりも英語で話す時の方が素直に、子供っぽい部分も正直に出せる事に気が付きました。
違う言語を話すと、その言語毎に人格が変わるものですので。
今までは「弱みを出さない」「強く居る」ように努力していたんですが、海外経験や色んな人を見ていて
「あれ?弱みを出した方が人と仲良くなれるんじゃないか?」
「その方が自分も楽じゃない?」
と思うようになり、ここ数年は「弱みを積極的に出す」練習をしていたんです。
なかなか、元々持っている気質的にも本心を出すのが苦手なのですが、出来る限り弱みをさらけ出すようにしました。
寂しいからハグして欲しい、辛いから助けて欲しい、、、というように。
これが「弱みを積極的に出す」新しい自分の人格ですね。
因みになんですが、基本的に感情を無理に止めるよりも素直に出してしまう方が絶対に良いと思います。
感情の脳みそと自律神経は繋がっているので、感情を無理して止めると自律神経までダメになって身体と心を壊してしまいます。
厄介なことに「理性的に考える」「頭で考える」部分の大脳新皮質はこれらの繋がってないんですよねー。
だから「頭で考える事」と「心」がバラバラになって苦しむんです。
面白い生き物ですよね、人間。
弱みを出しすぎて失敗してる事に気がついた
そんなこんなでここ数年「弱みを出す」ことを意識していました。
ただ、仕事などは良くてもプライベートが何だか上手く行かない事が多くなりました。
具体的には、恋人が出来ても変な別れ方をしたり、何でも無い時にふと精神的に苦しくなったりしていました。
ちょっと話は逸れますが、この記事を書いている今この瞬間、僕は北海道に居ます。
仕事を辞めた直後に直感的に「北海道に行こう!」と思って旅行半分で来ているのですが、何だか御縁が繋がってとある有名な占い師さんに手相を見て貰ったんですね。
色んな事を言われました。
・30歳手前で精神的に一度死んでいる
・心がブレて何度も折れてる。でも今は折れそうになるけどもう折れない
・手の甲から「自分に自身がある人」の手相が見える
などなど
「手相は心の履歴を表す」と仰っていました。
因みに、僕は基本的に「占い」も「自己啓発」も自分が知らない事に気が付く為のキッカケになるもんだなと思っているんですよ。
でも、よく年配の男性とかで居ません?
「占いなんてどうせ当たらないから意味ない」「自己啓発本なんて読むだけ無駄」というように思考を停止してる人。
その人の生き方なので、それはそれで良いんですけれども。
僕個人的には、星占いとか手相占いをして貰った時に自分が腑に落ちる事や「変化したい事へのヒントになるな」と思えば信じます。
逆に聞くだけ聞いて「受け入れても意味がないな」と思う情報はスルーします。
経験論者なので、取り敢えず経験してみてから自分で考える方がやっぱり好きなのですね。
要は世界一周に行った事が無い人ほど「世界一周なんて危険だよ」なんて言うのですが、それはイヤだって事です。
行った人にしか行った先の事は分からないんです。
ちょっと話が逸れました(汗
で、その手相占いのお話の中で結構衝撃的なことを言われたんです。
「手相から見えるのは、色んな経験を踏まえてもう「上級」のステージに向かってアクセルを踏んでいるし、そのステージに行ける人物」
「なのに話を聞く限り違和感がある。上のステージに行ける人間なのに、まだ幼少期の「弱さ」の部分にしがみついているの?」
「弱さを出す練習をしてたのは良いと思う。でもそれを「素の自分」というのは違和感がある」
「50歳、60歳になっても「子供の頃、こんな事があって、、、」って弱さを出すのか?」
「そういう意味の「素の自分」を愛する女性なんて居ないだろう。面倒なだけだもの」
「僕は占い師なので貴方の未来の話しかしない。次のステージに行けるのに何をしている?」
「次は「強い自分」をまた演じたら良い。わざわざ弱くいる必要は無い」
「そう思い込んでしまえば良い。もうそちらの方向に向かっている」
そんな感じのお話。
この話を聞いて
「ここ数年弱みを出す練習をしていた」
「でも、練習し過ぎてそれが自分の人格になってしまっていた」
「自分から、「弱い自分」になって行って居たのかも、、、」
と思ったんです。
まぁそりゃそうですよね。
弱い部分を積極的に出してたらどんどん弱い部分ばかりが大きくなりますし、どんどんそちらが自分の自然体になって行きますもんね。
その晩、ふと自分の心の「子供の部分」にこう言ってみました。
「子供の頃辛かったよなー、死のうとするぐらい辛かったよな」
「めちゃくちゃ分かる。分かるよ」
「でもさ、もうそろそろ次のステージに進んでも良いんじゃない?」
「泣きながら弱いままで居るよりも、大人になった方が面白そうじゃない?」
「お前が必要だし、お前の力を貸して欲しいんだ」
「一緒に大人になろうぜ」
そんな感じの事を考えながら、自分の弱い部分をイメージして伝えてみました。
文章で書くと何だか恥ずかしいですね。笑
でも事実ですし、こんな方法があっても良いじゃないですか。
僕は心理士なので否定はしません。
弱い部分の心も、それを出す練習をしていたことも経験として良かったと思います。
ただ、そこからもう変わりたいなと思っているので「お前の力が必要だ」という言葉を伝えました。
抑え込んでいた自分の弱くて幼い心と一緒に、洗練された大人になりたいなと思いました。
ということで、長年やっていた「弱みを出す練習」はもうお仕舞にします。
過去の「無理に強がっていた人格」では無く、強いフリも弱さを曝け出すのも経験した上で「新しくて強い人格」を作ろうと思います。
強くて魅力的な自分になりたいですしね。
それを続けていれば、きっとそれが自分自身になって行くと思うので。
まとめ
以上、「弱い自分から強い自分になる方法と失敗例」のお話でした!
どうなりたいかは自分で選ぶことが出来ます。
弱いままでも良いし、強くて魅力的な自分でも良い。
「現状を何とか変えたい」「今の自分から変わりたい」という人に届けば良いなと思います。
因みに上記の手相を見てくれた占い師さんは北海道札幌市にある「AREA QUE(エリア キュー)」というバーのキューさんというマスターです。
手相占いを勉強していない手相占い師で、普通の占い師さんとはだいぶ違っていて面白いですよ。
もしご興味あれば、札幌にお立ち寄りの際は行ってみてください。
また、自分自身の事をもっと深く知って「変化を起こしたい、、!」と強く願うならば、プロファイリングを使ったカウンセリングでお役に立てます。
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ではでは。
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
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