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【生き辛さ】パートナーと別れたいのに別れられない?自分の感情を押し留めてしまう「防衛機制」【恋愛心理】

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世界一周・ロシアの大学での講師業などの後に心理プロファイリングに出会った自由人。現在フランス在住。
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。

詳しいプロフィールはこちら

 

 

旦那に「本当はこうして欲しい」っていう思いがあるけど、それを言ってもどうせ聞いて貰えないだろうし。子供っぽいって見られるのも嫌だから私が我慢すればいいや

とある主婦

連絡を中々くれない恋人に本当は子供みたいに感情をぶつけたいけど、それをしても現状はきっと変わらないし。自分が気にしないようにすれば良い自分で感情を何とか落ち着かせよう

とある女性

いつも自分ばかり友達のワガママを聞いてる気がする。それなのに私のワガママは聞いてくれない。ずるい。でもそんなの言えない

とある女の子

 

なんてこと、ありませんか?

 

自分の中にある本当の感情を出したいけど、どうしてもそれを表に出すのは躊躇ってしまう。

相手に伝えたら自分が子供のように思われてしまうんじゃないか、、、なんて思ってしまって、結局我慢するしかない。

自分が大人になれば。気にしないようにすれば丸く収まるでしょう、、、というようなモヤモヤした感情。

 

 

これは自分で自分の心を守る為の心理である「防衛機制(ぼうえいきせい)という心の動きなのですが、これはどんな人も経験したことがあるものだと思います。

そして正に今、僕がこの渦中にはまってしまっている状況なのです、、、

 

良い例なのか悪い例なのかは別として、今回は1つの例として今の僕の状況を踏まえてお話してみようかなと思います。

 

 

大切に思っている人から連絡が来ないモヤモヤモヤ、、、

 

さて、お話していきたいと思いますが、、、が、ぶっちゃけると とっても恥ずかしい!

今まであまりブログで書いたことがないようなプライベートなことなので。

まぁ良いですよね。一つの例、一つの例。

 

 

結論から言うと、今僕はパートナーと連絡が取れない状況でここ最近ずっとモヤモヤしています。

 

とっても仲が良く、安心感もあってとても信頼していたパートナー。

その日までは普通に連絡を取り合っていたにも関わらず、年明けからのある日から突然プッツリと連絡が取れなくなりました

 

よく女性から「彼氏からの返事がもう3日返ってこないんだけど、、、不安だなぁ」というような事を聞いたりしますが、それと同じような状況。

まぁ連絡取りたくなくなる気分の時もあるよな、、、と思いつつ待って居たのですが、これを書いている段階でもうほぼ1ヵ月丸々連絡が取れていません。

その最中こちらから連絡しても全く連絡が取れず、、、、もやもやもや、、、何なんだ、、、

 

 

急に体調が悪くなったのかな、、

スマホを壊してしまったのか、、、

知らない間に相手の気分を害してしまったり、地雷を踏んじゃったのかな、、、

 

色んな思いが頭の中を駆け巡ります。

(無駄に)心理学の知識があるので、余計に色々考えこんでしまったりして。

 

心の変化としては、時間と共に

最初は不安、続いて心配が来て、「モヤモヤ」が来ます。

そして悲しみ」や「怒りが来て、最後には諦めが来るのです。

 

 

正直に言うと、今僕の中では信頼して待つ」と「諦め」が闘っています。

最後の「諦め」のフェーズの直前と言って良いかもしれません。

 

もちろん「諦め」にも色々あると思いますけどね。

関係性を無くしてしまうのか、このまま何も考えないようにするのか、それとも、、、

 

 

多分この「諦め」は大人になることでもあると思うのです。

『こんな事もあるよね、仕方が無いね』

『今までも同じような事が何度かあったし。騒いでも仕方が無いでしょ』

『感情的になってもねぇ、、子供じゃあるいし。大人でしょう』

 

文字にするならこんな所でしょうか。

細々考えすぎても仕方が無いから、もう諦めて次に行けばいいじゃないか。

そんな達観しているような大人な思考

 

 

 

「執着」は「苦しみ」を生む。だからこそ

 

 

ちょっとだけ話は逸れますが『「執着」は苦しみを生む』、、、という、僕が昔から強く意識している言葉があります。

物事に固執すればするほど、苦しむ事を増やしてしまう。

だから僕はあまり物事に執着しないように生きるようになって来ました。

 

「このご飯の味じゃないと!」

「泊まるならこういう部屋じゃないと!」

「一緒に居る人はこうじゃないと!」

という拘り(こだわり)だったり、ある種の固執があればあるほど苦しくなるのを体験的に知って行ったからです。

世界中を旅していた時には「取りあえずお腹が膨れれば良い」「屋根と壁があれば良い」みたいに必要最低限だけを求めて、それ以上の物はあれば嬉しいけど絶対じゃない、という生き方をしていました。

 

心理学に多少でも精通している人には共通していると思いますが、自分が生きてきた中で心が折れる経験が何度かありますよね。

本当に「あ、これこのまま死んでしまうな、、」みたいな経験とかもありますよね。

 

僕はそういう経験を通して「死ななければ負けじゃない」という思いを強く持っているのですが、執着しないことや拘り(こだわり)の無さはそれに起因しているのかもしれません。

命さえあれば、生きてさえ居れば。それで良い。

 

 

でもだからこそ。

「執着は苦しみを生む」というのを痛い程分かっているからこそ苦しんででも大事にしたい」と思える物だけは大事にしようと思い、自分の意志で選ぶようになりました。

 

パートナーはもちろん、友人関係や一緒に仕事をする人。

一緒の時間を過ごす人。身の周り、手の届く範囲に置く物。

大事にしたい人や物、経験、自分の意志や感情。

 

 

なので、逆に自分が嫌な気分になる人や空間とのご縁はパッキリ切ってきました。

執着する意味が無いですもんね。

可能な限り自分で自分の人生を幸せなものにして、苦しむとしてもそれは大事だと思えるものだけに対して。

そんな意識で生きて来ました。

 

 

話がちょっと飛びましたが、、、なので、パートナーに対して苦しい思いをしているのはある種仕方が無いことなのかもしれません。

その覚悟を持って選んだ大事な人なので。

 

 

そしてそんな事を頭の中で反芻していると、ふと思ったことがあります。

それは、

執着すること=子供な心

諦めること=大人の心

 

なのか?、、、、と。

「物事は成るようにしか成らない」と諦めて、ふわっと生きる、、、それが大人なのかと。

 

 

、、、、、、

 

、、、、、、、、

 

、、、、、、、、、

 

それはそうなのかも知れません。

 

ある種、それは成熟した、”大人な”人間なのかもしれません。

そうでありたいと願って行動していた事もあります。

 

 

でも極論ですが「大人」である必要なんか全くないんじゃないかなと思うのです。

別に「子供」のままでも良いんじゃないかなと思います。

自分が生きる上で、執着したい事には執着したって良いんじゃないかと。

 

もし自分が「大人」になりたいなら、「大人」として行動したいならそうすれば良いですしね。

僕は幼少期の段階で『早く「大人」にならないと死んでしまう』と思ってしまっていたので、ちょっとだけ急いで大人になりたかったんですけどね。

別に生きる上で、どちらでも選んで良いんだと思うんです。

 

 

 

自分の本音に目を背けて、自分の心を押し留めてしまうのは

 

さて、そんなこんなで「大人」になる=「諦める(執着しない)」という意識が強くある訳ですが。

 

今僕はパートナーとの関係で

最初は「不安」、続いて「心配」が来て、「モヤモヤ」が来る

そして「悲しみ」や「怒り」が来て、最後には「諦め」が来る

の中の、最後の段階に近い所まで来てしまっています。

 

信じて待つ(執着する)=子供の心

諦めてしまう大人の心

の瀬戸際です、今。

 

 

ちょっとだけ話が逸れますが、この記事の一番最初に軽く触れた

防衛機制(ぼうえい きせい)と云う、自分の心を守る為に反応する心の動きがあります。

 

例えば「すっぱいブドウ」という話があるんですが、

あ、木の上にめっちゃ美味しそうなブドウがある!!

子供なキツネ

ヨイショ!ヨイショ!!!あっれー、、、全然取れへんなぁ、、、

子供なキツネ

ふん!!どうせあのブドウはめっちゃ酸っぱかったに違いないわ!!取る価値無いわ!!!

子供なキツネ

 

 

みたいなお話なんですが、要は「取れなかった」という事実を受け止めるのが辛くて、自分の心を守る為に「アレは価値が無いものだ」と思い込もうとする心の動きのことです。

(※あくまで防衛機制の中の一例です。防衛機制には他にも複数の心の動き、反応があります)

 

 

きっとパートナーとの関係性を諦める時にはこういう防衛機制が出ちゃうんだろうなと思います。

僕だけじゃなくて、例えば

・離婚直前のご夫婦さんが、今の生活を守るために自分の本音に直面しようとしない

・「恋人が居る」「友達が居る」という状況を手放したくない為に、別に好きでもない人と一緒に居る

 

というような状況もこれに当てはまります。

 

 

感情を伝えられる人が居るなら伝えた方が良い、絶対

※「甘み」か「毒」かは分かりませんが…

 

上記でお話したこと、別にどちらが良い・悪いは無いと思います。

自分の心や本音を大事にするのか、状況を大事にするのかは選んで良いものだと思うので。

 

ただ、最後の「諦め」が来る直前の感情

怒り」や「悲しみ」を相手に伝えた方が良いのは間違いありません。

 

伝える相手が身近に居るのならなおさら!

感情は言葉にしないと伝わりませんし、伝えなければ自分の中で何年も何年も積もり積もって行きます。

 

 

その場その瞬間の「怒り」なら時間が経てば小さくなって消えて行きますが、

そこに「愛情」や「想い」が籠っていると、時間が経つほど大きくなって行き「恨み」や「後悔」になっていくのです。

 

 

 

僕も昔、想いを言葉に出来ないまま会えなくなってしまった人が居ます。

「会いたいと思った人には、その時に会いに行かないと後悔すると強く思いました。

 

今、残念ながら僕のパートナーにはその感情を伝える手段がありません。

だからこそ、信じて待とうか、、、という葛藤が生まれているのですけどね。

 

 

もし何かご縁があってこの記事を読んで下さっている貴方がそういう思いを抱えているなら。

身近な人に本当は伝えたい思いがあるけど、”大人”になって諦めようとしているなら。

 

どうか、それを言葉に乗せて伝えてあげて欲しいなと個人的には思います。

もちろん怖いですけどね、正直な思いを相手に伝えるのは。

めちゃくちゃ、痛いほど分かりますよ。

 

でも、もしその相手が貴方にとって「苦しむ覚悟を持てるぐらい大事にしたい人」なら、ぜひ。

 

 

まとめ

 

以上、『自分の感情を押し留めてしまう「防衛機制」』のお話でした。

 

めっちゃプライベートな部分も入ったので恥ずかしい!

ただ、今後はこのブログで少しずつでもこういうお話が出来たらなと。

「心理士」として心理学を書くのではなく、ちょっとだけ心理学に詳しい一人の人間の心の中をお見せする機会があればなと思って書いてみた次第でした。

 

たぶん”ポン”っと近い内に連絡取れると思うんですけどねー。

どうなることやら。

 

貴方の人間関係のモヤモヤが上手く行く事を祈っておくので、僕にも祈っておいてください。

なんて。

 

 

ではでは。

 

 

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