“弱みを見せない”と強がるほど人は離れて行く。弱い部分を見せる=自分の事を知って貰う努力と捉えると楽になるよ!
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
人に弱みを見せるのが苦手ですか?
「人に甘えてはいけない」「人に涙や弱みを見せてはいけない」なんて思うことがあります?
普段から一生懸命頑張って、人に気遣いも出来る人ほどそういう「弱みを見せる」ことに苦手意識を持ってしまいます。
特に
・年上の人や親にあまり頼れず自分の力で頑張ってきた人
・弟や妹といった「世話をするべき存在」が居て今まで無理をしてでも世話をしてきた人
・生徒や部下などに「自分がダメな所を見せてはいけない!」と思って努力してきた人
などなど。
僕も昔から「人に甘えてはいけない」「人前で泣いちゃだめ、泣くな泣くな泣くな、、!」「大丈夫、大丈夫、、」なんてずっと思って生きてきました。
ただ、ある日そうして無理して強がっていても余計に状況が悪化していくことに気が付いたのです。
「弱みを人に見せる=自分を知って貰う」と捉えると精神的に楽になるし、ちょっとずつ人に自分の弱みを見せられるようになる。
今回はそんなお話です。
弱みを見せるのは怖いし涙が出てくる
「人に自分の弱みを見せるのは怖い」
僕もそうでした。
書きたいことや昔のことを書くとキリが無いので割愛しますが、子供の時から大学生、社会人になって日本や海外で働くようになった後ですら、人に弱みを見せたり昔の話をすると右腕が痺れて、胸が痛くなって涙が止まらなくなっていました。
ここ数年海外で生活していてようやく素直に弱みを見せられるようになってきましたが、それでも正直まだまだ苦手です。
「こんなんじゃダメだ!」
「人に弱みを見せたらいけない」
「自分の格好悪い部分やダメな部分を人に見せたら嫌われるかもしれない。嫌われるまでいかなくても不快に思わせてしまうかもしれない、、、」
「自分で全部やれて当然なんだから。出来ないのは自分が悪い」
なんて思ってました。
「助けたいのに何を助けたら良いか分からない」
そんなこんなで自分の中で色々折り合いをつけながら生きてきた僕ですが、つい数ヶ月前に結構衝撃的なことを友人に言われました。
その友人は昔僕が塾講師をしていた時の上司で、大人しい感じの方なのに凄い実践主義者で刑事みたいな人です。
もう数年来の付き合いで割とお互いの事を理解しているのですが、その方と朝方まで話していた時に言われた言葉。
「お前はいつも頑張ってるし、いつも自分の力で色々解決しようしてる」
「それは凄いと思うし大変だとも思う」
「ただ、お前を「助けたい」と思っているのに、お前が自分の弱みを出そうとしないから「何をどう助けたら良いか」を俺は分かってあげられない」
「たぶん俺と同じように「何かお前の助けになりたい」と思っている人は他にも居ると思う」
、、、、、、結構な衝撃でした。
もうしっかりした”大人”に成れていると思っていた僕ですが、朝まで話している最中に泣いてしまいました。
車の中で、大雨の中。某コンビニの駐車場で。
Lチキって美味しいですよね。
そこから、
「人に弱みを見せる」=「自分の事を知って貰う」ことだと思うようになり、恐怖心や抵抗を持ちながらも積極的に人に自分の弱いところ、ダメな所も見せるようにしています。
人に弱みを見せれば見せるほど自分を知って貰えて、自分を知ってくれる人の事はもっと大事にして。
人とちゃんとした繋がりを持つというのは、そういう事なのかなと思います。
まとめ
以上、「人に弱みを見せても良いんだよ!」というお話でした。
今無理をして頑張っているあなた。
大丈夫です、素のあなたを見せて離れるような人とはどちらにせよ心地良い関係性は築けません。
良いんですよ、悲しいときは悲しいって言えば。
困ってるときは「助けて」って言えば。
「あなたを助けたい」と思っている人ほど、弱みを見せた時に「自分に素直に弱みを見せてくれてありがとう、嬉しい」と言ってくれます。
そう言って貰えるように普段から他の人に優しくする事は忘れちゃダメですけどね!
ではでは!
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