【モヤモヤ】独りで悩んじゃう時にオススメ!「3重人格的 産婆法」【心理学】
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
独りで色々考えていても答えが出なかったり、ずっと同じことをぐるぐる考えてしまうことってありませんか。
そんな時にオススメなのがスマホ一つで出来る「3重人格的 産婆法」。
交流分析という心理学を元に僕が作ったオリジナルのものですが、悩んでしまう時にとっても有効に使えるものです!
ざっくりと説明して行きますね!
人間はみんな3重人格
交流分析という心理学分野では、人間はみんな3重人格だと考えます。
①「こうするべき!」「良いよ、任せて」という【親の自我】
②「この場合はどうするべきだろうか?」という冷静な【大人の自我】
③「あれやりたい!」「これイヤだ!」という自由奔放な【子供の自我】
の3つの自我があって、状況に応じて切り替わるのです。
自分の心からの欲求と言うのは3つ目の【子供の自我】。
この3つの自我を使いつつ、自分の素直な欲求を出来るだけ満たせるように自分で色々考えるのが今回ご紹介する方法です。
用意するものはスマホ、もしくは紙とペンのみ。
簡単!
「素直な欲求」に「大人の自分」がアドバイスをする
今回はスマホを使って説明しますね。
やり方としては「メモ帳」などを使って、「自分の素直な欲求(子供の自我)」と「冷静なアドバイス(大人の自我)」で会話してみるのです。
例えば「子供に愛情はあるけど、ずっと一緒に居るのが最近ストレスになってきた」という親御さんの悩みの場合は、
◇←自分の素直な欲求
◆←客観的に考えて自分で自分にアドバイスしてみる
と、こんな感じ。
☆マークは「取りあえず行動に移すこと」をまとめとして書きます。
これはあくまで例えですが、こんな感じで「◇素直な欲求」「◆冷静なアドバイス」を会話のように自分で書いていくのです。
同じ悩みだとしても人によって出てくる答えは変わってきますよね。
ここでポイントなのは「取りあえず自分の素直な欲求を書く(←これを止めない)」という部分です。
取り敢えず欲求を書いて、それに対して冷静な自分がアドバイスするようにして行くと思わぬ答えがポロっと出たりします。
また、「お金を稼ぎたい」という欲求の例で書いてみると
こんな感じ。
頭で考えているとぐるぐる悪循環になってしまうので、紙やメモ帳に書くのがポイントですね!
「常識的に考えて、、」は取りあえず無視
これを書いているとよく
「いやいや、でも常識的に考えてそれは無理だろう」とか
「まぁそうど、普通に無理よな、、」みたいな
「欲求を止める考え」が出て来ます。
その欲求を止める自分の自我というのは、自分の中の「親の自我」なのです。
「こうすべき!」「こうあるべき!」という自我なんですけどね。
これがあるのは自然なことなのですが、この自我は変化を嫌います。
人間は現状維持=安定と考え、それから大きく逸れるような考えが出ても自分で自分を止めようとするのです。
しかし今回のメモの方法は「自分の欲求を(可能な限り)叶える」方法、その答えを自分の中から出す手段なのでこの「常識的に考えて、、」は一旦無視してくださいね。
まとめ
ということで、「3重人格的 産婆法」の行い方でした!
思った以上にストンと答えが出たり、ずっともやもや悩んでいたことが意外とシンプルになったりするので悩んでいる方にはオススメです。
因みに「産婆法」とはカウンセリングなどで使う手法で、妊娠している女性が子供を産むのを手伝う「産婆さん」のように、悩んでいる人の悩みの答えを自分の中から出すお手伝いをする手法のことです。
本来はカウンセラーが悩んでいる人のお手伝いをしますが、今回の方法は「自分の理性的な自我」が自分を手伝う、、みたいな方法ですね。
僕は悩んで歩みが止まってしまう度にこれをしています。
(おかげでスマホのメモ帳は600件を超えてます、、)
ぜひお試しあれ!
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
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