【プラグマ型】恋人に不安を覚える?自分や相手の恋愛相性を知れる「リーの恋愛色彩理論」で6つ恋愛タイプ診断で不安を解消【ルダス型】
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
・恋人からの愛情表現が少なくて不安になる
・相手のことは好きだけど「お互いの恋愛観の違い」が見えてきて不安が大きくなってきた
・自分に愛情が向いているの?
などなど、「恋愛」に関しての不安はたくさんありますよね。
実は一口に「恋愛」と言っても人によって持っている「恋愛観」というものが違います。
カナダの心理学者ジョン・アラン・リーがこの「恋愛観」を分析⇒6つのタイプに分けることが出来る「恋愛色彩理論」というものを開発しました。
そこで今回はその「リーの恋愛色彩理論」の6つのタイプをご紹介します。
自分はどのタイプか、恋人や身近な人、好きな人はどのタイプなのかを見ながら読むと面白いですよー!
恋愛傾向の6つのタイプの特徴
まずは6つの恋愛傾向タイプのそれぞれの特徴を見てみましょう。
「あ、自分はこれだ!」
「あの人はコレだな、、!」
という項目があったのではないでしょうか?
では次にそれぞれのタイプの【相性】を見てみましょう。
それぞれの相性は?
この「リーの恋愛色彩理論」では6つのタイプを↓のように描くことが出来ます。
そして、
・隣り合っているタイプ⇒相性が良い
・対極にあるタイプ⇒相性が悪い
とされています。
相性の良いタイプ
同じor隣り合うタイプ=相性が良い人。
例えば自分がビジュアル重視・ロマンチストな「①エロス(美への愛)」のタイプなら、
全く同じ「①エロス」の人、または隣り合う「②マニア」と「④アガペー」タイプの人とは「恋愛観」が近く、心地よい関係を築きやすいということですね。
また、もし自分がロマンチックな恋愛よりは相手の地位や収入の方が重要だと思う「⑤プラグマ(実利的な愛)」タイプなら、
全く同じ「⑤プラグマ」タイプの人、または「③ルダス」「⑥ストルゲ」のタイプの人だと良い関係性を築きやすいということです。
相性が悪いタイプ
対極にいる恋愛傾向タイプ=相性が悪い人
これは3種類しかありません。
1)「②マニア(熱狂的な愛)」 vs 「⑥ストルゲ(友愛的な愛)」
「②マニア(熱狂的な愛)」は独占欲や嫉妬心が強く、よく「自分が愛されているかどうか」に対して不安を覚えてしまうタイプです。
自分に自信が無かったりパートナーとずっとくっついていたいタイプで、愛情表現をしっかりしてくれるパートナーや信頼関係を感じられるパートナーと一緒だと心地よく感じ安定します。
一方の「⑥ストルゲ(友愛的な愛)」はゆっくり時間をかけて愛情を育んでいきたいタイプで、あまり束縛せずにお互い自由に行動し、でも心は繋げておきたい人です。
時間をかけて愛情を育もうと思っている分、最初は冷たく見えたりそれほど距離を縮めようとしないように見えるので「②マニア」とは相性が悪いと言えます。
「イキナリ愛情レベルMax!それをキープしておきたい(②マニア)」vs 「ゆっくり時間を掛けたい(⑥ストルゲ)」というような形ですね。
2)「③ルダス(遊びへの愛)」vs 「④アガペー(献身的な愛)」
「③ルダス(遊びへの愛)」は自由な恋愛を好み、色々な人と関係を持ったり恋愛をゲームのように楽しみたいタイプ。押しに弱い場合でもあります。
「相手を助けてあげたい」「支え合いたい」というよりは「(自分が)付き合っていて楽しいかどうか」が基準になる為、同時に複数人と恋愛をすることが出来ます。
その分、付き合う相手を1人に絞り切ったり束縛されたり、プライベートを検索されることを嫌います。
一方で「④アガペー(献身的な愛)」は自分のことを犠牲にしてでも相手に愛情を注ぎたいタイプで、相手が幸せそうにしている・相手を喜ばせてあげられていることに喜びを見出すタイプです。
心地良い関係性を築くために特定のパートナーを一途に愛し、その人に愛されることを望むタイプです。
なので
「同時に複数人と恋愛が出来、それが心地良い(③ルダス)」 vs 「特定のパートナーとの間に信頼関係と愛情を育みたい(④アガペー)」
は相性が悪いと言えますね。
3)「①エロス(美への愛)」vs 「⑤プラグマ(実利的な愛)」
「①エロス(美への愛)」はビジュアル重視のロマンチストで、出会いの初期段階で「この人良い!」と思った相手に急接近したがるタイプです。
「自分の好み」と「相手の外見・挙動の良さ(優しい・面白い・可愛い・格好良い・話し方・言葉のチョイスetc)」が一致していると急接近したがりますが、自分の好みから外れている相手には全く興味が沸きません。
一方「⑤プラグマ(実利的な愛)」はビジュアルにはあまり関心を持たず、相手の収入やステータス、家柄や所持しているものなど、「この人と付き合ったらこんなに良い物を手に入れられるだろう」という愛情+αの何かを重要視するタイプです。
付き合う相手の基準をしっかり持っており、愛情や人情よりも+αの部分を優先するため、現実主義的で時折冷徹に見えることがあります。
なので
「ビジュアル重視、自分の好みと合っているかが重要な(①エロス)」vs 「ビジュアルよりも相手のステータスを優先する(⑤プラグマ)」
は相性が悪いと言えます。
自分の恋愛傾向を分析してみる
ということで、6つの恋愛傾向タイプとそれぞれの相性に関してお話しましたが、これらは1つのタイプに限らず複数のタイプが混ざっているものです。
例えば
・「①エロス(美への愛)」が60%
・「②マニア(熱狂的な愛)」が30%
・「③ルダス(遊びへの愛)」が10%
というような形で、それぞれの人がそれぞれの恋愛傾向を複数持っているのが普通なのです。
その中で”どれが大きく出ているか・持っているか”が重要です。
因みに上記の例の場合だと
・好みの人が居たら急接近し
(「①エロス:60%」)
・相手を独占したいと感じ
(「②マニア:30%」)
・でも自分は自由に動きたいし、色んな好みの相手と遊びたい「(③ルダス:10%」)
というような恋愛傾向を、ざっくりですが見て取れます。
(相当なプレイボーイでしょうねこの人は、、、)
自分の恋愛傾向がそれぞれどの程度なのかを分析出来るサイトを見つけましたので、興味がある方は一度ご自分の傾向を分析してみると良いと思います。
あとは恋人とか、夫婦でやるとか、友達同士でやっても面白いかもしれませんね。
因みに僕もやってみましたが
こんな結果が出てきました。
「①エロス」「②マニア」「④アガペー」が大多数で、「③ルダス」「⑤プラグマ」はほとんどありませんでした。
確かに「この人!」という人が居ればアプローチしますし、相手が喜んでくれるよう愛情を与えるのが好きだったり、ずっとその人と良い関係性を保てるよう今まで努力して来たかなーと思います。
でも「誰でも良い」とか「色んな人と遊んでみたい」「こんなステータスが魅力的」とかは思ったことがありませんね、、、
「特定の安心・信頼できるパートナー」が1人入れば無敵になれるタイプです。
「嫉妬心」とか「独占欲」の部分は心理学を学んでから極力出さないようにしているのですが(執着は苦しみを生むので、、、)、根底にはやっぱりあるようですねー。
でもそれも含めて自分なので良い良い、です。
まとめ
以上、人の恋愛傾向を分析出来る「リーの恋愛色彩理論」のお話でした!
もし今あなたが恋人との間に何かしら不安があるならこの分析を使ってお互いをより深く理解し合ってみればいかがでしょうか?
あくまでツールとしてですが、結構有名な理論なので役に立つと思います。
恋人やパートナーとの間の不安が無くなってみんな心地良くなれたら一番良いですよね!
因みに、もし更に具体的にパートナーとの相性を分析してお互いにもっと心地良い関係性を築くヒントが欲しい方は、プロファイリングによる【相性分析】も行っていますのでご興味がある方はこちらからどうぞ↓
ではでは!
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
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