「受講すると涙が止まらなくなる」と噂のボイストレーニングを受けてみた!【自分の本当の声に向き合える】

プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
先日、知人に誘われてとあるボイストレーニングの体験レッスンに行ってきました。
それが
・イタリアで有名なオペラ歌手の先生
・年に数回日本に来てレッスンを行う
・この先生は生徒の声を聞いてその人が持つトラウマや心に抱えている生き辛さの根本が分かる
・このボイトレを受講中に号泣する人多数
などなど、「ホンマかいな??!」という事前情報ばかりのボイトレでして。
そんなの聞いたらやっぱり体験してみたいじゃないですか!!
半信半疑+大きな好奇心と共に神戸で開催されている体験レッスンに言ってきたので、今回はそんな魔法みたいなボイトレレッスンの様子をお伝えしたいと思います!
体験の参加費は”りんご一個だけ”ってマジかよ、、
知人と共に神戸三宮のとある場所に赴き、ヨーロピアンな雰囲気溢れる建物の2階へ。
実際に先生にお会いすると、なるほど。
イタリア人の紳士のイメージそのままの優しそうな先生が居ました。
「声のマエストロ」と呼ばれるプロのオペラ歌手の方だそうです。
因みに今回参加したそのセミナー、形としては3つに分かれていました。
①実際の個人レッスンを誰でも見学出来るように開放する「オープンセミナー」
②りんご一つ、ナッツ一袋など、菜食主義のそのイタリア人の先生にちょっとしたお土産をお渡しして体験レッス等に参加する「アップルセミナー」(某キ○ィみたいですよね、、笑)
③その先生と参加者の懇親会
の3つ。
まぁ「オープンセミナー」はそのまま、他の方がやっているボイトレの見学でして。
「アップルセミナー」はその先生が歌ったりお話したり、ちょっと自分もボイトレ体験をしてみたり。
参加費は文字通り「りんご一個」だけ、もしくはナッツ類とか豆腐とかでも良いそうです。
(ベジタリアンな先生なんですって)
お供え物のように山積みにされた参加費達、、、笑
、、、、、で!
実際にレッスンを見て思ったのは、「確かにあのレッスンは泣くわ、、」でした。
そして「やってることの本質はプロファイリングと一緒やわ、、」とも思いました。
具体的なレッスン内容は
基本的にその先生は「どうやったら上手く声を出せるか」に関する技術やテクニックを教えることはありませんでした。
それよりも、「その人の本来の声」や「本来の身体の動き」を上手く出せるようにされていたんです。
例えば、遠くの人に声を届けたければ勝手に喉の筋肉とかが”大きい声を出す”ように動きますし、近くの人にヒソヒソ喋りたければ声を小さくする為に筋肉が動きますよね。
小さい声を出す為にこの筋肉とこの筋肉を動かして、、、なんてことは一々しない訳ですよ。
なのに
「腹式呼吸を意識して」
「背筋を伸ばして」
「喉を開いて」
みたいな形で「声の出し方」の技術を教えてしまうと「その部分を意識」してしまう、、、
そして身体の部分を意識した途端、逆に上手く身体が動かなくなる、、、
なので、声のキーだとか声量とかを気にせずに「”その人が本来持つ声”を導いてあげる」ようにレッスンをされていました。
ちょっと言葉で説明するのは難しいんですけどね、、^^;
「歌う技術とか身体を意識せずに、先生の声や顔の形を真似しながら本人が音楽を楽しんで歌えば身体が勝手にそう動く」
「歌を歌うことを楽しめなくなるのは、技術を教えられてそれを気にしてしまうからだ」
という意識を先生は持ってらっしゃったんです。
で、じゃあなんでそんなレッスンで生徒さんが泣くのかと言いますと。
例えば体験レッスンをされていた女性の一人が、ボイトレ体験が始まった最初からとても声が大きかったんですね。
良く言えばハキハキしている、通りやすい綺麗で大きな声。
ただ、先生がピアノの音を小さくし先生自身の見本の声も小さくして「マネしてみて」と伝えてもその女性は声を小さくすることが出来ませんでした。
何度やっても声は大きいまま。
本人は歌いにくそう~にしていました。
思い切り声を出して歌えると思っていたのに何だか小さい声を真似しろと言われる、、、でも何か知らないけど歌うときに小さい声では歌えない、、、というような。
あくまで客観的に見てですが、その女性は多分昔から
「意見をはっきり言わなければならない」
「弱い部分を見せてはいけない」
「強くいないといけない」
といったような意識を持っていたんでは無いかなーと個人的に思いました。
「人に甘えるのが苦手なのかなー」とも。
だから「声を弱く出す」というのに抵抗があり、先生の見本の後でも頑なに強い声で歌い続けていたように見えました。
「発声」というものを通して感情を出させようと促すレッスンだったので、そういった心の強い部分弱い部分が顕著に出るみたいですね、、、
全体を通して、ちょっとずつ弱い声を出すように促してみたり、逆に歌いたいように大きな音で歌うように促してみたりして感情を声に乗っけて歌わせる。
で、上手い下手関係なく、その人そのものの感情とか声を褒めて最後にめっちゃハグする、、、!
というようなレッスンでした。
なるほどー、昔から抱えていたコンプレックスが発声と共に出ちゃって、それを100%受け止めてくれるならそりゃ泣くわ、、、というような感じですね。。。
心理学に興味がある人は何か発見があるかも
ということで具体的にどんな風に「思わず泣いてしまうボイトレ体験レッスン」が進むのかに関するお話でした。
個人的には「ボイストレーニングやのに心理学」っていう部分がめちゃくちゃ興味深かったです!
ただ、一番最初から一番最後まで居たらトータルで5時間、、、しかもずっと座りっ放しだったので腰が爆発しそうでしたけどね、、、
見学は無料、アップルレッスン(参加者数名が実際に皆の前で発声練習するレッスン)もリンゴ1個で参加出来るので、心理学やオペラやプロのボイトレ、興味がある方は行ってみると良いと思います!
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【自分とつながるためのヴォイスレッスン】公式サイト
⇒https://miguelangelcurti.jimdo.com/
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また、「自分の素の感情を素直に表に出せるようになりたい」という方にもピッタリやと思います!
プロファイリングもこのボイトレも、「素の自分を理解して出せるようになって、昔から抱えていた生き辛さからちょっとずつ解放されて毎日もっと気楽になる為のもの」という点では根本的に一緒やなーと思いました。
何の抵抗や憂いもなく感情をうわーーと出して、しかもそれを受け止めて貰えるならこれほど安心出来ることはありませんよねー。
もちろん最初はもの凄く抵抗が出てしまうでしょうけどもね、、、
そしてもちろんボイトレはボイトレなので、自分の本来の声の出し方を知ることで歌を歌うのが上手くなるし声量もめちゃくちゃ大きく出来るようになるみたいですよ!
うーむ、興味深かった
まとめ&おまけ
以上、「思わず泣いてしまうボイトレ体験レッスン」に参加してみたぜ!というお話でした。
ボイトレも心理学にも興味がある方はぜひ、りんご一個持って参加しに行ってみてください笑
毎年数回日本に来日してらっしゃるそうなので興味がある方は公式サイトからどーぞ
⇒https://miguelangelcurti.jimdo.com/
おまけというか、、、全然関係ないのですが、今回この体験レッスンを受けた神戸三宮の建物内のお手洗いに
こんな張り紙が。
いや、確かに見にくいから分かるけども!!
エヴァンゲリオンの使途か!!!!
と一人で思わずツッコんでしまったTatでした。
ではではー!
※今回のお話は以前メルマガ内にてお届けした内容です。
ほーん、何かよく分からんけどメルマガ面白そうやん?
ちょっと2~3通ぐらい読んでみたろ
パスカル
プロファイリングと交流分析を使った「生き辛さの解消」や「相性・人間関係のモヤモヤ解消」のサポートを行っています。
JCPA認定子育てコミュニケーション心理士。
関西の諸大学にて英語講師業、身体も心もほぐす足圧ボディケアも行っています。
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